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この湯に浸かると2、3日で大抵の病気は回復するといわれ、“母畑の三日湯”の愛称で親しまれてきました。有数のラジウム含有量を誇り、古くより生活の中に根付いた湯治場として知られ、とくに神経痛、リウマチ、打ち身に効くといわれています。北須川沿いに上の湯と下の湯に分かれた温泉街には、湯治用の設備を備えた旅館などが点在しています。

坂上田村麻呂が東征の折に発見したといわれる温泉です。安達太良連峰の麓、海抜600mに位置する高原の温泉郷。古く水戸黄門もその効能を激賞したと言われています。岳温泉のお湯は全国にある天然湧泉の中で、さらにめずらしい「酸性泉」。湯元から8キロの距離を引き湯していて、約40分かかってこの温泉街まで流れてきます。 その間、お湯が揉まれ、肌に優しく評判の温泉です。

瀬波温泉は今から100年ほど前の明治37年（1904年）、日本でも珍しい石油ボーリングの際に湧出した温泉です。 その豊富な湯量と別名「熱の湯」と言われる93℃の熱量を誇ります。その昔、温泉噴出の前夜に、お狐様がコンコンと鳴き温泉の噴出を予見したといわれます。また、日本海の目の前という全国屈指のロケーションを誇り、その風光明媚さから、昭和の始め瀬波を訪れた歌人与謝野晶子が僅か二日間の滞在に関わらず、実に45首の歌を詠み上げました。

尾瀬・日光への途中片品渓谷沿いに湧く湯量豊富な歴史ある伝説の温泉です。周辺は山々に囲まれ、四季折々の変化を楽しむことができます。天然記念物吹割れ滝を始め自然景勝地が多く、尾瀬観光も好アクセス。泉質はアルカリ性単純温泉・単純硫黄温泉で、肌に対する効能から「美人の湯」「傷治の湯」の異名を持ち、湯治湯としても人気です。

静岡県伊豆市にある温泉で、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、慢性皮膚病、虚弱自動、病後回復期、疲労回復、健康増進、動脈硬化症などに効くといわれています。伊豆半島西海岸にあり、海水浴が楽しめるほか、夕日がきれいに見えます。土肥金山として江戸時代に栄えたことから、温泉街にはそれに関連した観光名所が存在します。愛が叶うといわれている、恋人岬も人気のスポットです。

冬でも海岸沿いにハイビスカスが咲く温暖な気候で、一年を通して家族連れなどでにぎわっており、観光施設も充実しています。豊富に湧き出る天然温泉と、眺望に恵まれた施設が多い東伊豆の観光リゾート地です。日本有数の漁獲高を誇る金目鯛を用いた料理をはじめ、新鮮な海の幸も味わえます。